鳥の糞にまぎれた種子は、雨が降ると雨樋へと流れていきます。しかし、棟土が露出していると、その箇所に草花の種子が混ざってしまい、瓦の隙間から元気に草が育ってしまいます。

瓦に水分が多く含まれると、長年の凍結・融解を繰り返すことで、瓦の表面が凍て割れを起こします。今回は雑草が生えた棟の瓦が凍て割れ被害にあっていたことから、雑草に多くの水分が蓄えられていたことが予想できます。

瓦の凍て割れは交換が一番です。

雑草の育ち方を見ると、棟土にも影響を与えていることは明らかでしたので、今回は必要箇所の棟を解体して雑草を撤去いたしました。

劣化した隅棟漆喰を取り除いていきます。

隅棟漆喰は劣化することで、隅棟を形成する棟土が流出してしまいます。また、棟土の流出は枕熨斗瓦の抜け落ちや鬼瓦がズレる原因となります。

劣化した大棟の水平漆喰を取り除いていきます。

漆喰が劣化すると、大棟を形成する棟土が雨風の影響で流出するリスクがあります。

劣化した風切り丸の横車漆喰を取り除いていきます。横車漆喰が劣化をすると、伊達冠瓦が外れるリスクが上がります。外れることで棟土が流出し、螻羽（ケラバ）全体が沈んでしまう可能性があります。

隅棟漆喰を塗り直していきます。

NEXTクリエイトは、安心の自社職人による施工です。ご不明なことがありましたら、丁寧にご説明いたします！

大棟の水平漆喰を塗り直していきます。

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風切り丸の横車漆喰を塗り直していきます。

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