折半屋根の塗装をする前に、高圧洗浄機で屋根一面を覆った汚れを洗い流していきます。

苔や汚れなどの付着物を取り除かずに塗装をすると、いくら塗膜を厚塗りしても、下地から剥がれてしまう可能性が高くなります。

折半屋根の屋根材は、一般的にガルバリウム鋼板といった金属板を使用されています。

錆びにくいようにメッキ加工などがされていますが、経年劣化による錆で旧塗膜が剥がれてしまいます。剥がれてしまった旧塗膜はケレン作業で削り落としていきます。

折半屋根は錆びにくい加工がされていますが、旧塗膜は経年劣化で瘦せ細り、新たな錆が生じる可能性があります。

金属の腐食を防ぐための錆止め塗料を、下塗りでしっかり塗っていきます。

下塗りが乾燥した後、中塗りを塗っていきます。

トップ（仕上げ）の色がホワイトなので、下塗り塗料は白色を塗っていきます。薄い色を塗っていくときは、下塗り塗料は白色の塗料を選びましょう。

塗装は重ね塗りをすることで耐久性が増します。

３回塗り（下塗り＋中塗り＋上塗り）が基本とされ、塗膜を厚くすることで塗装の寿命を延ばすことができます。

今回は遮熱効果のある塗料で施工いたしました。真夏の室内温度を下げることができるため、昨今の暑さ対策にオススメしております。

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